■ 琵琶湖疏水に沿って,桜見物・ウォーキング

JR山科駅〜第3トンネル東口(1時間)
○ JR山科駅の改札を出て南に向かう.約50m南に「山科駅南」という交差点があるので,ここを左折し東に向かう.
○ 350mほど進むと右手に「科研製薬」,左手に「諸羽神社」の鳥居が見える.この鳥居をくぐって北に向かう.
○ 京阪電車の踏切を渡り,JRのガード下通路をくぐると正面に諸羽神社が見えるが,その手前に右手に上がるコンクリート道があり,この坂道をクネクネと登る.
 (ここからは,しばらく高低差のない平坦道が続く.)

○ 諸羽トンネル西口からは右手に琵琶湖疏水を見ながら約40分間歩く.桜の名所なのでこのシーズンは人によく出会う.(*1)
 ・山桜の古木が多い.安朱橋からは道が細くなるがそのまま疏水の左側を西に向かう.
 ・右手に洛東高校が見える.
 ・本國寺参道の朱塗りの橋がある.
○ 鉄柵のある橋を過ぎると第2トンネル東口があり,しばらく水路が見えなくなって坂道を登る.
○ 住宅地のイチョウ並木を西に進み坂道が下りになった所に小さな手作りの看板で「けあげ」と書いてあり,右に細い道がある.この細い道を行くと再び疏水と合流する.
○ 第3トンネル東口手前に「日本最初の鉄筋コンクリート橋」という石の標識があり,この橋を渡る.

第3トンネル東口〜南禅寺(1時間30分)
※この区間だけは,山道で高低差がある.
○ 「けあげ」「南禅寺」という小さな手作りの矢印とピンク色や赤色のリボンをたどって行く.
 ・ 赤土の粘土質の土地なので松が細くて背丈も低い.
 ・ しばらく登ると鉄塔の下に来る.
 (南禅寺以降は人通りが多く,弁当を広げにくいが,この鉄塔下あたりは景色も良く弁当を広げるには適している.)(*2)
○ [迷] 山頂に「京都一周トレイル」という木製の道標と「日御山」という石の道標がある.ここは西に向かって坂道を下る.
○ [迷] 次に再び「京都一周トレイル」(東山35)という木製の道標があり道が2手に分かれるが,その道標の頭に書かれている図に従って右側に下る.
○ [迷] さらに,「京都一周トレイル」(東山34)という木製の道標があり道が3手に分かれるが,その道標の頭に書かれている図に従って右側の石段を下る・・・これが日向大神宮の裏側階段になっている.
○ 日向大神宮の階段を右手に見ながらコンクリートの道を降りていくと疏水が見えて石橋に出る.
○ 右手にインクライン(傾斜鉄道)の台車が残っている.(*3)インクライン跡を横切り,右手に疏水を見ながら狭い鉄柵の間を通る.(関西電力の発電施設がある.)
○ 右に大きく回り込み,次に左に向かうと疏水の分路に沿って道があり,南禅寺水路閣の上に出る.(*4)

哲学の道:南禅寺〜銀閣寺道(30分)
○ 南禅寺水路閣から西に進むと法堂に当たる.右(東)を向くと寺の事務所前に出るので,これを左折して砂利道北に進む.菊の御紋の瓦の下をくぐって真っ直ぐ進み,座禅会場という矢印も越えて真っ直ぐ北に向かうと「地蔵願王尊(*5)に当たるので,ここを左折すると道路に出る.
○ 道路を右(北)に進み,東山高校,永観堂を右に見ながら進む.永観堂の次に「哲学の道⇒」という石の道標があるので,ここで右折する.
○ 東に200mほど進むと石畳がありこれを登ると若王子神社になるが,神社の手前を左折すると疏水沿いの道になる.ここから疏水を右手に見ながら歩けば,自然に銀閣寺道に至る.
○ この区間は哲学の道と呼ばれ桜の名所なので人通りも多い.(*6)(*7)(押すな押すなのレベルではないが,10m当たりに2,3人は歩いている感じ.)
○ 終着の銀閣寺道からは,市バスなどを利用して京都駅に帰る.
(*1)
(*2)
(*3)
(*4)
(*5)
(*6)
(*7)
[トイレ事情]
1.JR山科駅のトイレは改札口の中側にあるので,改札を出るまでに済ませておくとよい.(お薦め度★★★)
2.天智天皇山科陵の北側(コンクリート製の杭で囲まれたところ)に小さなトイレがある.(お薦め度★)
3.日向大神宮の階段に向かって左側に京都市の小さなトイレがありAM9:00〜PM5:00は利用できる.(お薦め度★)
4.銀閣寺道の道路脇北側に京都市のトイレがある.(お薦め度★★)

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